すきの最上級を
この状況に慣れてはいけない、と思いながらこの一年半ずっと過ごしていたけれど、もはや会えない時間が当たり前のように思えてきてしまった。
変わる環境に適応していくことがすごく苦手だから、今年度始まって数ヶ月は気持ちがフラフラしていて、人生初めての5月病になった。
5月病を甘く見ていた、ただだるくなるだけじゃなくて、だるくて何も生み出していない自分までもが恨めしく思えてきて、自己嫌悪だらけの負のスパイラルで、何もかも投げ出したくなった。
そんなことがあって、Life goes onのメッセージの、「それでも人は生きて、人生は進んでいく」
当たり前のことだけどそれがなんだか恐怖で。
(今も現在進行系で続いているけれど、)去年の“待ち時間”は沢山の後悔と葛藤があった。
彼らの目指している先が、私の求めているものとは違ってこんな姿を見たくないなと思ってしまった。
ずっと高みを目指している彼らだけれど、私だけ今もずっと手に届く位置の幸せだけを追い求めてしまっている羞恥心、とでも言おうか。
海を一つ挟んだだけなのに、こんなにも疎外感があるのだな〜と。位置的な遠さではない何かがそこにはあったように思う。
ONでカムバックしたときから、これまで一度もアミの顔を見てステージに立てていなかった彼らから放たれる「公演がしたい」の数々は、私の心臓の奥の方まで、痛烈に突き刺さってくる。
今日だって、ON:Eのときだって、バンバンコンだって、ちょうど一年経っているのに、ちっとも変わらないオンラインでの開催。
誰が悪いわけでもないのに、行く当てのない憎悪たちが纏わりついて、円盤見るたびに「いつまで画面の中にいるの〜〜」とこぼしては泣くばかりで。
好きになった頃に戻れたら、当時の自分に「次がいつ無くなるか分からないから、会えるときにすぐに会いな」と力強く叫ぶだろうな
ずっと7人でいてほしいし、7人がずっと7人でいてほしいし、防弾少年団が永遠であってほしい。そこだけはずっと変わらない願い。
一年のなかで大切な一日をひとつ増やしてくれてありがとう。
(14日の公演後に少し書き足した)